子供たちの二極化。

親愛なるあなたへ

子供は大人のマネをするものだ、というのはよく言われるのですが、その傾向が加速しているように思うのです。

何かと言うと、自分たちに近しい大人が「正しい」「性が合う」と思う傾向が。

以前は、子供たちは素敵な大人やかっこいい大人、自分らしい大人を見ると、「自分たちとは違うけれども」純粋に憧れ、逆に大人は自由な子供や学生に密かな嫉妬心のようなものを抱いているのが定例だったように思います。

ところが、今は子供たちが逆に自分らしい大人を見ると嫌悪感を感じるところがある。

何を自由に、イキイキしてるんだと。

普通の大人や大人になりきれていない大人には、嫌だけど「しっくりくる」ところを感じている場面もある。

ネット社会の恩恵で情報量の多角化により精神年齢は明らかに私の時代よりも上がっているなぁと。

その分、現実というものに触れる時期が早いのかもしれません。

逆に、周りに素敵な大人が多いから夢と希望を捨てない子供たちもいる。

様々な環境要因はもちろん考慮の上でしょう。

ただ、子供たちの純粋な「感動する能力」を我々大人はこの情報化社会の中で奪ってはいけなのだと。

by You