天気を利用した素直さ。

親愛なるあなたへ

松下幸之助さんは「雨が降れば傘をさす。この素直な心に真実をつかむ偉大な力があることを学びたい(要約)」とおっしゃっています。

天気、まさに「天の気」には人の心を本来に引き戻す何かが含まれているのではないか。

洗濯物を干す。

今は室内乾燥機も発達していますが、それをあえて使わず、室内に干すスペースも設けず、さらにベランダは最上階の雨ざらしの環境ならば、常に天気予報をチェックして、自らの洗濯物の溜まり具合と相談し計画的な行動を、という、どんなに計画行動が苦手な人でも「着る服がない」「拭くタオルがない」ということになれば、これは計画的にならざるを得ないのではと。

特にこれからの梅雨の季節はですね。

これも素直な心が成せる術。

自然現象に対し、よく観察しよく対峙することによって我々の素直さという感性が取り戻せる。

決して非効率的・不快な環境への適応を推奨するものではありませんが、そういう素直さを実感で体得するには天気はとても為になると思う。

その視点で見れば雨もまた良し、日照りもまた良し、多少の暴風やその他突発的な変化も生活・生命を奪われない範囲ならまた良しなのである、と。

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