集団の功罪。

親愛なるあなたへ

集団の功罪の両面。

社会に出て大人の世界を見てきても、受験の世界に戻って学生さんたちを見てきても大元は同じ。

集団は何かを成すのにものすごいパワーを持っています。

しかしそれと反対に周りが見えなくなる、という側面もこれはリアルにある。

集団は内部での行動基準が常識になるから、それがたとえ良くない方へ向かうことだとしても「皆んながいるから怖くない」状態になる。

人としておかしなことをしていても「怖くない」状態になる。

これが本当に恐ろしい。

自分たち、本人たちは気づかないから恐ろしい。

「きっとこうなるだろう」というのが離れて見ていれば何となく予想はついてくる。

未来予知とかそういうことではなしに、これからも「同じような人たちが集まってくる」であろう。

そういう人に囲まれれば、その人たちと同じような未来をたどる。

集団の必要性を十分認知している私としても、個人事業主の立ち位置からなるべく集団を離れて見ようとする癖はここにあります。

by You