インターネットで徳を積む。

親愛なるあなたへ

インターネットがWindows95を境に一気に台頭し四半世紀。

その間功罪諸々、光と闇の両面から成熟してきたわけですがその中で「徳」も築き上げてきた一面もあるのでは、と思います。

現実になかなか出会わない出来事に出会えるようになったのもインターネットのおかげ。

ひとつ、身体症状に悩む方々の情報を動画で得られれば、実際同じ場面に遭遇したとき慌てずに対処ができる。

相手も傷つけなくて済む。

「無知は罪である」のは一つの真実を示していると思っていて、インターネットの世界であればそのカバーが可能。

得られた情報を弄ぶ行為は言語道断であるけれども、「予習」の意味で世界が広がり人間同士の交流がより深まるのであればこれは大徳であります。

たとえば吃音(きつおん)。

「言葉がどもる」と聞けばああそうか、と思いますけれども実際その様子に出会うときっと最初は驚いてしまいます。

てんかん」もそうですね。

私も含め現在そうではない人も魂的な成長段階でいつかその過程を通らなければならない。

そう考えると、これまで体験したことがない事実に触れ、理解ある世界を少しでも構築する徳を積むために「無機質」と言われるインターネットが果たした役割はものすごい大きなものではないか、とそう思うんですね。

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