向こう側の自分。

親愛なるあなたへ

私は自分が「旅」が好きなのだと思っていました。

ところが海外旅行に行ってる親戚や、そして今回の旅で出会った世界100数十か国、計200回以上海外へ行かれてる方にお会いして、自分もそうしたいか、と思うとそうなりませんでした。

会話では「そこまでの勇気はないんです」と言ってますけど、経験上好きならたぶん即行くと思うのですね(笑)

そこで戸惑ってしまいました。

「旅が好きなんじゃなかったのかなぁ」と。

「色んな物を見たいんじゃなかったのかなぁ」と。

そこで自分の心を再度じーっと見つめてみれば、実は旅ではなくて「何の気も使わない自由が好きだった」のだと。

たとえば海外旅行には色んな手続きや制約がありますね。

文化も違う。

身の危険もある。

日本ではそれらが全くありません。

なので、何にも縛られない状態であれば旅でなくてもよかったのかもしれません。

しかし、現実的に一か所に留まればそこの土地やコミュニティーに意識が染まることは間違いありませんし、視野が狭くなってくるのもこれは事実でありましょう。

結果としての選択肢が「国内での旅行」になるのだと。

自分が本当に好きなことというのは自分が好きだと思うことをやってみて、さらにその先にあるものだと、非常に勉強になる気づきでした。

p.s.

方位・気学に縛られているじゃないかと思うかもしれませんけど、そこは「天秤」で、いつぞやも書きました、完全合理主義の自身は「全体としてトクな方を取っている」わけですね(笑)

自由もトクだけど、運もトクだと、そんな感じなのです。

by You