親愛なるあなたへ
今の職場で仕事を始めたばかりなので、たくさん怒られます。
怒鳴られもします。
時には罵声も飛びます。
でも、怒られるというのは、実はすごくいいことなのです。
怒られなくなったら、人間は終わりです。
見放されると怒られなくなります。
怒る方が、怒る気力を失ってしまうからです。
人を怒るときは、怒られる側には想像もつかないほどの体力と精神力を必要とします。
怒る人は、普段の仕事もあるのに、自分を怒るために体力をうまく分配してくれています。
「怒られる」ではなく、「怒ってくださる」というのが正しい表現です。
僕は面接のときに、厳しく指導してくださいとお願いしました。
怒る側も人間ですから、当然間違います。
間違って怒ってしまうと、次は怒りにくいです。
僕の職場の店長は、自分が間違っても、それでも罵声を浴びせてくださいます。
罵声を浴びせられても、「ありがとうございます」と感謝の気持ちをもって丁寧に「お叱り」を扱うと、成長速度を何倍にも上げることができるのです。
by You