親愛なるあなたへ
人生の中で辛い経験は、誰もがするものです。
若ければ若いほど、その経験が必ず後で生きてきます。
苦労は若いうちに人から奪ってでもやるものですが、それは心構えのことです。
与えられた試練を素直に受け入れる、ということです。
あえて苦しい状況に自分を追い込むのとは、違います。
あえて自分を苦しい状況に追い込むのは修業とは言いません。
それは自傷行為です。
これは、霊能力者の加藤眞由儒先生が、著書「運命を変える技術」の中で述べられていることです。
自らの肉体や精神を率先して虐げるのは、修業とは言わないのです。
冬場、冷たい滝に打たれなくても修業はできる、ということです。
修業というのは、学ぶということです。
苦しい状況や嫌なことに出会うと、「これは修業だ。耐えなければ」と考えます。
そう考えると、分かりやすいからです。
でも、修業とは、苦しい状況や嫌なことから何を学ぶかです。
どう解釈していくかです。
苦しいことに耐えることではないのです。
ですから、苦しい状況をあえて作り出す必要はないのです。
そして、修業をするための大切な準備・心構えとして「過去のことは忘れる」ことです。
修業するために、過去と同じ苦しい状況に自分を追い込むことはありません。
過去の経験で学んだら、過去は切り捨てましょう。
修業は、苦しみを知ることではなくて、自分の幸せを知ることなのです。
by You