親愛なるあなたへ
人間は、褒められると伸びていきます。
自分自身の可能性に気づくからです。
でも、誰から褒められても嬉しいわけではありません。
褒められても嬉しくない人もいるのです。
褒められると余計に嫌な人もいます。
褒められて嬉しいかどうかは、怒られて嬉しいかどうかと同じです。
褒められて嬉しい人は、怒られて嬉しい人と一致するのです。
怒られて嬉しい人は、自分のために本気で怒ってくれるから嬉しく感じるのです。
エゴが入っていないからです。
そういう人に褒められると、飛び跳ねたい気持ちになります。
褒められて嬉しくない人は、テクニックに走っています。
褒めれば相手が伸びるだろうと、単純に考えているからです。
褒めるというのは、相手に対する尊敬です。
自分にはできなかったことをやっている、当時の自分よりはるかに大人なことを考えている、自分なら折れるかもしれない困難に立ち向かっている。
子供でも部下でも弟子でも、尊敬の念を持つことが、褒めるための第一歩なのです。
by You