「表面上」の影響を、侮らない。

親愛なるあなたへ

サラリーマンをしていると、どうしても「表面上」という付き合いをすることが多くなります。

でも、「表面上」というのは、その会社が社内・社外を問わずに、仕事をする上での暗黙のルールのようなものです。

ですから、正邪の議論ではありません。

世の中には、社員同士が本気でぶつかり合って伸びていく企業もたくさんあります。

「表面上」というのは「自分の本心は変わらないけれど、うまく取り繕っているよ」というイメージがあります。

組織を渡っていく一つのスキルに換算される場合もあります。

しかし、「表面上」の効果を侮ってはいけません。

どんなに表面的な付き合いでも、人は、必ず影響を受けます。

どんなに「こんな人間になりたくないな」と心で思っていても、愛想を振りまいていると、必ずその人間に近づいていくのです。

子供が「こんな人間になりたくない」と思って立派な大人に育っていくのは、反発するからです。

表面上においても、少しも同化しないからです。

日本では、職場にいる時間の方が圧倒的に長い。

「表面上の付き合い」がもたらす影響を、決して侮らないようにしましょう。

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