親愛なるあなたへ
リーダーは好き嫌いをしてはいけないといいます。
もちろん自分の好みから部下の査定をしてはいけません。
コミュニケーションを取らなければならないときに拒否してはいけません。
仕事に関しては、常に客観性を欠いてはいけないのです。
でも、リーダーも人間です。
必ず好みがあるのです。
リーダーの好き嫌いで部下が嫌になるのは、リーダーがみんなの輪の中に入ろうとしているからです。
リーダーが仲良しグループの横のつながりを持つと、空気が悪くなります。
「査定」は、仕事という全く別の次元の話であるのに、リーダーが仲良しこよしをしようとするから人間関係との境が分からなくなるのです。
リーダーは、必ず離れたところにいなければなりません。
それは、仕事全体を俯瞰するのと同時に、部下の心の自由を尊重するためです。
グループを離れれば、リーダーも好き嫌いの感情がある自分自身に苦しめられることはありません。
リーダーがグループを一歩離れるだけで、部下の心とリーダー自身の心を救うことができるのです。
部下と自分のために、リーダーは寂しがり屋を、卒業しよう。
by You
