親愛なるあなたへ
気分よくいるためには一つだけ約束があります。
たった一つだけです。
起こったことを全て肯定してくださいね。
前向きに捉えなくてもいいです。
肯定と前向きは、ちょっと違います。
嫌なことを面白いことだって思えたら、前向きです。
できなくてもいいです。
ただ、嫌なことが起こったら「しょうがないな」って思ってくださいね。
どうしてそう思えるかというと、自分が今までやってきたことだからです。
私そんなひどいことしてないって思うかもしれませんが、今世やってないのです。
前世やっているんです。
一つ前ではなくて二つも三つも前の過去世でやってることもあります。
それが今出てきています。
もちろん今世やったのが出てくることもたくさんあるんですよ。
全部が全部前世のせいではありません。
どうしてそんなものが出てくるのかというと、人の気持ちを分かるためです。
やられた人の気持ちが分かるのが、因果を解消するということです。
嫌なことが起こったら神様はいじめてるんじゃないんです。
教えてくれてるだけなんです。
だから誰のせいでもないんです。
親が悪いのでも、子供に振り回されたからでもありません。
僕は親子関係について書いてますが、ひどい親が悪いとは思ってないんです。
たとえば虐待は許されないし子供を早く離してあげることが大事なんですけど、その虐待されてる子供って親になったら必ず虐待するんです。
すごい辛い思いをしてきたのにやるんです。
理屈でなくて、何故かやっちゃうんですよ。
虐待とかは分かりやすいんですけど、たとえばお金持ちの家とかで子供が息がつまるくらい厳しいところもあるんです。
すると子供があやつり人形になってしまう。
自分のやりたいことをやったら親の愛を受けられないような思いに苦しむんです。
そういう外からは分かりにくいところもある。
それがずーっと続いていく。
経済観念もそうですよ。
貧乏なところはずっと貧乏なんです。
中流のところはずっと中流で、まっとうなお金持ちのところはずっとお金持ちなんです。
だから、豊かになりたかったらしきたりを切り捨てるくらいの覚悟が必要なんです。
僕は、子供が苦しんでるのは親や先生や上司が原因だって言いましたけど、それは親や先生や上司が学ばなければいけないって言ってるだけです。
それで、子供は子供で前世で自分がやってきたことなんだから学ばなければいけないんです。
あらゆる問題は因果を解消するために起こります。
持ち越すと、必ずまたやってくるんです。
どこかで勇気を出して断ち切らなければいけません。
勇気って言ったってそんなに意気込まなくていいんです。
「これは私がやったんだからしょうがないな」って思えばいいんです。
僕も普段の生活で色々なことが起こるんです。
色んな想いが沸き起こるんです。
嫌だなと思ったり怒りたくなるときもあります。
それで、思い直すんです。
「自分がやったことだからな」って。
そうすると、いつでも気分よくいられますよ。
自分がやったからやられっぱなしでいいって話ではないんですよね。
やられて嫌なことがあったら逃げればいいんです。
それで自分は人にしない。
それができるようになるために「自分がやったことだからな」って思えばいいんです。
ほんとにそれだけです。
因果は刈りましょう。
それで、いい種まきましょう。
いい種からは必ずいいものが実ります。
元気出して刈って刈って、素敵な種をまきましょうね!
by You