本当の「人対人」。

親愛なるあなたへ

社会とは簡単に言えば人間の集まりです。

全てが人間関係で成り立っています。

どんなことも全てが「人対人」です。

だから相手の都合や気持ちを察することが必要だよと。

ここまではいいんです。

問題は、「人対人だから」というモラルを出して相手を苦しめる人がいます。

例えば、会社で機嫌の悪い人がいます。

その人は自分で勝手に機嫌が悪くなってます。

それを部下が楽しく会話してると「社会は人対人なんだから少しは気遣え」って怒鳴ります。

口では言わなくても無言の圧力をかける。

これって面白んですよ。

なんか社会的正義を持ち出してるけど、翻訳すると「オレのワガママに付き合え」って言ってるんですよね(笑)

あんたのワガママかよ(笑)

きっとその人は家庭で奥さんとケンカでもしたんですね(笑)

機嫌がいいのと悪いのは、機嫌がいい方がいいに決まってるんです。

機嫌が悪いのは未熟者だからなんです。

自分の機嫌を他人にとってもらおうとする人はダメですね。

それを相手に強要して、もっと言うとそれにすら気づいていない人は最低です。

親や先生、上司が勝手にそう言ってるだけだから放っておけばいいんですけど、注意しなければいけないのはそうやって教えられた側です。

社会的正義を持ち出してくるから正しいように思う。

すると、今度は自分の子供や部下に同じことをしてしまうんです。

このワナに気をつけましょうね。

「正しいと思い込む」のが怖いんです。

なんか釈然としないけどやってしまったっていうのはまだ大丈夫。

でも、本当にそれが正しいと思ってやってるから、助けようがないんです。

本当の「人対人」っていうのは、楽しくしている相手から笑顔を奪わないように自分の機嫌を取ることなんです。

これが分かれば、いろんなものを見抜けるようになりますよ。

by You