神様は困ってる人を何故助けないのか。

親愛なるあなたへ

伊勢神宮に祭られている神様は「天照大神アマテラスオオミカミ)さま」と言います。

伊勢神宮三重県にあるのですが、関西圏以外からのアクセスは意外に大変なようです。

今年で大阪10年目を迎えるにも関わらず電車一本で行ける近さゆえの怠慢ぶりを発揮。

「是非行ってみたいものですね」という筆者の「自信のなさ」を差し引いてのお話になります。

神様は「困っている人」を助けるのが役目だと思う人が多いでしょう。

ところが、この有名な話があるのですね。

天照大神の弟にあたる須佐之男命(スサノオノミコト)という神様があまりに暴れん坊だったため、天照大神は怒って「天の岩戸」に隠れてしまった。

すると太陽神である天照大神がいなくなったため、暗闇に包まれあらゆる禍いが満ちる世に。

困った八百万の神々は集まって色々試したけれども全て失敗してしまいます。

ところが、天鈿女命(アメノウズメノミコト)という女性の神様が踊ってみんなが笑っていると、気になった天照大神が顔を出して光が戻った、という話。

このお話、こういうことになります。

天照大神さまは慈愛と優しさの神様です。

その神様が「困った困った」と言ってるときには光を分けず、「楽しくしてる」と光を分けてくれるらしい。

「何故助けないのか」という疑問提供をしておいてその答えに全くならないのですが、よく分からないけれど、慈愛と優しさの神様は「楽しくしている人」にさらに力を貸してくれるという性格みたいです。

だから明るくね。

by You