お祈りとお願い。

親愛なるあなたへ

私たちはお祈りやらお願いやらを多々することがありますけれども、語源をたどるとちょっと面白いことになっているようです。

祈りは「意宣」。

「神の意志」への「宣之言(のりとごと)」。

宣之言は「祝詞(のりと)」のことで、神道において神様に対する賞賛の言葉です。

一方、願いは「ねぎらい」。

誰に対するねぎらいかというと、神様へのねぎらい。

興味深いことに、祈りにも願いにも「自分の意志を通す」という意味はどこにもありません。

「いつもありがとうございます」で全てがオーケーということになります。

p.s.

本当の意味でお祈りとお願いをするとそれが「宇宙的な仕組み」なのだから、神様も「おお、そうか」とひと肌脱いでくださるようです。

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