自由と反動。

親愛なるあなたへ

社会人なら誰もが憧れる学生夏休みレベルの長期休み。

しかし、これには自由と反動が待っています。

自由を愛する筆者は時間さえ取れれば全ての幸せを謳歌できると思っていました。

もちろんそれを楽しませて頂いています。

けれども、体験していただかないと分からないのですが、あまりに長い時間自由な状態に置かれると自分が何のために生きているのか分からなくなってくるのです。

例えば存在自体を楽しむ、病気や障害でもその存在自体を楽しむ究極レベルの目標がこの世にはあります。

しかし、いまだ自由に身体を動かすことができる状況であれば、何かそれを持って自分が帯びる使命があるのではと。

自らが好きなことで、帯びる使命。

その使命を放っておいて、自分のための自由だけを謳歌すると反動が返ってくる。

魂がそう語り掛けてくる一つのシグナルなのか、耐え難い空虚感に襲われる。

全く働かなくてもいいお金持ちや成功者が寄付に精を出したり精力的に活動することに心底納得します。

小生も未熟者、愚かなものです。

人が忙しくしていたい理由が改めてこちらの方面からも分かったような気がしました。

by You