親愛なるあなたへ
僕には「こんな人になりたいな」、という人がたくさんいます。
その中の一人で、以前僕が働いていたアルバイト先で尊敬する先輩がいます。
その先輩は、大学院に通いながら、アルバイトを4つ掛け持ちして学費を稼ぎ、奥さんと子供さんを養っているという、スーパーマンのような人です。
本当に、寝ていません。
休憩室でぼーっとして、一瞬クラっとしたのが、その人が「寝た」というような状態です。
常人では考えられない体力の持ち主です。
僕がその先輩に憧れているのは、自分に自信を持っているものすごいオーラを感じるからです。
仕事がバリバリできるのに、決して奢らず、でも自分の芯は少しもブレず、どんな状況でもおだやかに叱ってくださるのです。
当時幼い大学2年生の僕から見ても、理想の男性像です。
今では、その方のカッコよさが、さらに身に染みて伝わってきます。
この地球上で、同じ空の下にいることを思うと、光栄ですね。
僕は仕事をしているときでも普段の生活でも、もしその人だったらこの場でどういう行動をとるだろうと、いつも考えます。
そして、自分が思い描いた行動を、マネします。
カッコいい憧れの先輩になりきるのです。
自分がなりたい人に、なりきることです。
はじめは、言葉づかいや歩き方から入るのです。
すると、必ずその人の本質に近づいていくことができます。
憧れの先輩が、その後ますますいい男になっているのを想像すると、自分磨きに拍車がかかります。
by You