恐怖をコントロールすることで、道が開ける。

親愛なるあなたへ

恐怖は、誰でも感じています。

強く、自信に満ち溢れているように見える人でも、恐怖を感じています。

大切なのは、恐怖をコントロールする、ということです。

恐怖に支配されない、ということです。

恐怖は、常に思考を支配しようと迫ってきます。

恐怖という感情自体は、悪いものではありません。

人間には、自己防衛本能というものがあります。

生命を維持するために、自分の身を守るための手段です。

今の日本では生命を脅かされるという危険はほとんどありませんから、より内面的な事象となります。

ストレス社会や自殺が問題視される現代なので、生命や健康の維持というのは、肉体的よりも、精神的な要因が大きいわけです。

精神的な恐怖は、ときに肉体を崩壊させる方向へと向かわせます。

では、恐怖をコントロールするにはどうすればいいのでしょう。

それは、恐怖をコントロールするのは自分次第だ、と認識することです。

誰でも恐怖を感じているのだ、と理解することです。

何の問題もかかえていなさそうな人は、自ら恐怖をコントロールする選択をしているのです。

恐怖を感じても、いい。

恐怖は「こわい」という文字が二文字も入っているけれども、絶対ではない。

恐怖をコントロールすることで、道を切り開いていくことができるのです。

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