情報収集と周りの目。

親愛なるあなたへ

「情報収集」は、「自分の心や人生に与える影響を考慮してその手段を用いないと」反対の結果を得ることも往々にしてあるように思います。

情報収集は人間個人の情報に限られないもの、例えば経済の流れとか世の中の仕組みとか業界の動向とか、そういったものに限定すれば悪影響は最小限に抑えられると思われます。

反対に誰それがこうだ、というのは情報収集ではなくて単に「他の人が気になる」ということであって本当の実用性はない。

よく色んな人の動向を嗅ぎまわって「全体を把握した」と思っているケースがあるのですが、それはその組織内では通用することもあるのかもしれませんが、それに伴って自身の心や人生に及ぼされる副作用に常に注意していないとやられてしまうわけですね。

その有用性と副作用のシーソー関係を、かつて私も組織に属してきた身ですから一端を経験しているつもりではあります。

ともかくも情報収集と周りの目を気にしていることの境界線を明確にすることが人生を明確にすることの一つのファクターであると、こう思うわけです。

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