確認作業は、責任感だ。

親愛なるあなたへ

僕は確認を大切にします。

率先して確認作業をします。

でも、重箱の隅をつつくダメ出しをするチェック魔なのではありません。

相手が確認を怠ったら、相手にダメ出しをする前にそういうことをさせてしまった自分自身や体制を見直します。

僕は、自分でやったことに責任を持ちたいと思っています。

自分がやったことで間違っていたら、素直に「それは僕がやったんです」「僕がお願いしたんです」「僕が指示したんです」と言います。

僕は、自分がやったことなのに誰かにしわ寄せがいくのが嫌です。

もししわ寄せがいく状態だったら、みんなが自分で責任を持って働くことのできる環境に変えたいな、と思います。

社内環境をどんなに小手先で変えてみたところで、おおもとを改善しなければ本質は変わりません。

物事を改善していく本質は、一人一人が自分のやったことに責任を持つことなのです。

一人一人責任を持つ環境を作るのには時間がかかります。

時間がかかるしすぐには結果が出ないから小手先に走ってしまうのです。

小手先に走って体制が整ったように見えても、土台は常にグラグラしています。

責任感を養うと、時間はかかるけれどもあらゆる問題に糸口を見出すことができます。

細かいことが苦手だから、チェック作業もその人の才能だからと言って逃げてる人は、それが仕事の一部だと分かっていないのです。

仕事では「できません」は通用しないよ、と言う人に限って確認作業を軽く見るのです。

チェックや確認という作業は、部下からは見えにくい。

当たり前のことだからです。

でも、部下は当たり前のことをしているリーダーについていきたいなと思います。

責任感を持てと何万回言われるよりも、「それは自分がやりました」と言うリーダーの姿を見て責任を持とうと思うのです。

チェックや確認は必ず身につけられる能力です。

細かい作業が苦手な人も、今目の前の一つを、確認してみよう。

by You