2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

口下手な才能。

親愛なるあなたへ口下手な才能は、ものを作り出す才能。クリエイターの才能です。人に上手く伝えられないから、その思考がもう一度頭の中で「反芻」される。するとより練りあがったものが出てくる。素晴らしいものが出来上がるのです。by You

断る自由と選ぶ勉強。

親愛なるあなたへ自由とは「なんでも選べる」「好きなことができる」というポイントに目が行きそうですが、その前に「断る」という自由を体験する方がその本質を見抜くために即効性があろうかと、そんな感じがします。結果として断るのも「断るという選択肢…

勝手な言い伝え。

親愛なるあなたへ一昨日は七夕でした(あとで気づいたら日付変わってしまいました・・・3日前、です)。織姫様と彦星様が天の川を境に逢瀬を楽しむというロマンチックな伝説でありますが、これが空が曇っていると一年に一回の楽しみが台無しに、という我々の…

ライフワークの数。

親愛なるあなたへ自分の好きなことや得意なことはこれからの時代は一つに絞らない方がいい。「道が開ける」のは世間さまが自分の能力を評価してくださる、ということでありますから、その窓口を大いに開けとくのは非常によいこと。しかし、魂の喜びと合致し…

相談の罠。

親愛なるあなたへ人から相談を持ち掛けられたら親身になって応えてあげる。これは非常に素晴らしいことだと思います。しかし判断を仰がれたら、あくまで「最後は相手に考えさせる」ところに行きつかなくてはなりません。その人の相談に「解答を用意する」の…

人生について考える。

親愛なるあなたへ「人生について考える」というのは面白いもので、一度でも突き詰めて考えると(これは、それこそ本気でやると命を削るような相当大変なことではありますけれども)、後は楽しもうと思うようになるから人生について考えなくなる、という不思…

人相の基準。

親愛なるあなたへよく人相というと、顔の外側、目・口・鼻・耳について言われるのですが、本当の人相というのはその人の顔の内側にある。簡単に言うと「表情」なのですが、それが表面上の表情ではなくてもっと「内側奥深くに眠る表情」を見る。その奥底の表…

植物を育てるということ。

親愛なるあなたへ観葉植物を育てるというのは簡単そうに見えて、実はいろんな試行錯誤が必要になる作業であります。「ガーデニング」というカテゴリーでひとくくりにされてしまいそうですが、実はそれがあらゆる関係性に直結する、あるいは洞察力を鍛えると…

寄付は親心と一緒。

親愛なるあなたへ寄付するときの気持ちというのはその対象が何であれ、親が真に子供を思う愛に似ていると思います。親になったことがなくても疑似体験ができる。お金が導いてくれる、そんな素敵な体験だと思います。by You

歳をとるのが気になる。

親愛なるあなたへ歳をとるのが気になる、シワが出てきた、白髪が目立ってきた、化粧のノリもイマイチ・・。年齢を経るのが「罪・悪」のような意識が出てくるのは、やはり「好きなことをしていない」せいだと思うのです。だから鏡を見て「歳とったなぁ」とた…

再度、前進の地点。

親愛なるあなたへよく40歳を越えると人生の折り返し地点(人生80年代の話ですけれども)、としてガムシャラに走ってきた自分の身の振り方を考えなおすと言われているのですが、実際に40迎えて思うのは特になんにも変わらずこれからもガムシャラに前進してい…

読む本のジャンル。

親愛なるあなたへ読書が何故いいかというと、相手とのたわいない会話で読む本を聞くことによって手相・人相ならぬ、「読相」なるものが分かるようになる。読む本のジャンルで相手の大体の人となりが想像できるようになる(もちろん「本を読まない」という「…

自分を信じる根拠。

親愛なるあなたへ何を根拠に自分を信じるか。自分を信じることが先にある。いや「根拠がないから自分を信じることができないんです」「何にも特技がないから自分を信じられないんです」全く正しい返答です。「『自分という存在』に何かの根拠がないと自分を…

承認欲求と自由の関係。

親愛なるあなたへ多くの人が不自由でも潰れないのは、承認欲求を持っているから。人間は本当はすべてのしがらみから自由になることを心の奥底で願っている。そして、「自由それ自体」が「自分の存在」であることを確認しようとする。ところがそれが叶わない…

本気。

親愛なるあなたへ本気になると人は強い。組織も強い。コロナワクチンの企業への集団接種・職域接種を、政府内部では「『過大申請』が出る可能性があるので慎重になった方がいいのではないか」「適切な申請か見極める時間を設けた方がいいのではないか」とい…

自然との共存。

親愛なるあなたへ「自然との共存」を歌う組織は世間に数多ありますけれども、私が見てきた限り北海道大学ほどそれを体現できているところはそうはないのではないかと思います。人間が自然と仲良く、などとはおこがましいのかもしれませんが、本当に「仲がい…

大学の活性化。

親愛なるあなたへ大学・大学院と6年間アカデミックの世界に在籍した経緯や他の大学を見学した経験などからして、大学というものは一般人の予想に反して概して「閉鎖的である」、というのが筆者の認識であります。外部から人がくると必ず「誰だろう」という認…

しゃべらない商売。

親愛なるあなたへアプローチのない商売というのは基本NGで、その魅力を知ってもらうために奮闘するのがビジネスの王道。・・・けれども、客引き合戦の中でときおり物静かに立っていて、かつ話しかけるとちゃんと答えてくれるようなところが逆に安心して入る…

自然に残る魔法。

親愛なるあなたへ緑豊かな場所を旅すると、改めて自然の不思議に気づかされます。寂れた廃屋。桶にたまった水。蛆がわく。それは当然でありましょう。しかし完全に閉め切った部屋で水をためても蛆がわく。「その元」がないとわくはずがない、というのが我々…

線路に残る生気。

親愛なるあなたへ小樽と言えば小樽運河が有名ですが、電車の旅が好きな筆者がもう一つ注目したのが「旧手宮線跡」。1880年(明治13年)に北海道初、全国で3番目となる鉄道、手宮線が開通しました。日本の近代化をはかるため、石炭など北海道の豊富な地下資源…

旅の醍醐味。

親愛なるあなたへ旅の醍醐味の一つは「そこの地域の人の生活がある、というのを拝見させていただく」ことだと思っています。その土地の生活がある、その土地のルールがある、やり方がある。広く言えば「文化」という。都会中心で何でもそろう、それが世界の…

アナログがつなぐ夢。

親愛なるあなたへ羊ヶ丘展望台では、クラーク博士の名言にちなんで「大志の誓い」というタイムカプセルを、銅像ができた当初からかれこれ半世紀近く続けていらっしゃるのだそうです。私も記念に「大志」を書いて奉納してきましたが、書いた紙は「旅立ちの鐘…

原風景。

親愛なるあなたへ真夏の北海道。展望台から眺める景色。空があって、大地がある。ただそれだけ。建物が点在しているけれども、そこを覆っているのは永遠に広がる空と、永遠に広がる緑の絨毯。我々が思っている日本とは隔絶された、言ってみれば極度に単純化…

銅像に宿る魂。

親愛なるあなたへクラーク像はもともとは北海道大学の中にある「胸像」のみだったそうなのですが、いわゆる「観光公害」により学業に支障が出たため、1976年4月16日、彫刻家であり北海道女子短期大学教授の坂坦道(さか たんどう)氏により北大開基100年、そ…

青年よ、大志を抱け。

親愛なるあなたへ北海道大学の前身となる「札幌農学校」で初代教頭に迎えられたウィリアム・スミス・クラーク博士。早春の風になびくフロックコートを身に纏い、はるか彼方を指し示した銅像のもとに刻まれた「BOYS, BE AMBITIOUS」。最後の別れ際、馬上から…

自然と一体化する街と人々。

親愛なるあなたへ札幌市内を歩くと真冬にはここに大量の雪が積もるのが想像できないくらい、みなさん薄着で闊歩しています。とくに夏日が続いているここ数日はまるで北海道に来たのを忘れてしまうほど。そしてみんな穏やか。もちろん人によるとは思うのです…

お墓もパワースポット。

親愛なるあなたへ方位学で何がいいかというと、普通は縁起が悪い、といわれるところでもパワースポットになってしまうことなのではと。たとえば大阪から見て北海道は方位学でいう「東北60度」に当たるのですが、象意と言ってその方角に縁のある様々な事柄の…

若い光。

親愛なるあなたへ今北海道を旅行中でありますが、先日入ったジンギスカンのお店の若い青年に光を見ました。その人は大学卒業後、アルバイトをしながら留学を考えていたそうで、まさに1ヶ月後イギリスへ飛び立つとのこと。その口ぶりから「日本は狭いんですよ…